「パレード」
2017年5月29日13:30開演 @東京芸術劇場プレイハウス
スタッフ・キャスト
【作】アルフレッド・ウーリー
【作詞・作曲】ジェイソン・ロバート・ブラウン
【共同構想およびブロードウェイ版演出】ハロルド・プリンス
【演出】森新太郎
【出演者】
レオ・フランク:石丸幹二
ルシール・フランク:堀内敬子
ブリット・クレイグ:武田真治
トム・ワトソン:新納慎也
ニュート・リー:安崎求
ミセス・フェイガン:未来優希
フランキー・エップス:小野田龍之介
ルーサー・ロッサー:宮川浩
サリー・スレイトン:秋園美緒
ミニー・マックナイト:飯野めぐみ
メアリー・フェイガン:莉奈
ジム・コンリー:坂元健児
ローン判事:藤木孝
ヒュー・ドーシー:石川禅
スレイトン知事:岡本健一
ひとこと感想
☆ネタバレするかもしれません。
『パレード』観てきました。
元劇団四季の石丸幹二さんと堀内敬子さんが17年ぶりに舞台共演。そして、この豪華キャストに惹かれました。
実際にアメリカで起こった冤罪事件を題材にしたストーリーで、これがまた救いようのない話で心が沈む。そんなストーリーの割には、明るいナンバーやノリのいいナンバーが比較的多かったです。
殺害されたメアリー・フェイガンの葬儀で流れたナンバーで、讃美歌「There is a Fountain(尊き泉あり)」が使われていました。ただ、教会で歌うような神聖なものでなく、重低音が響く不協和音の伴奏で事件の気味悪さが表されてました。
冒頭のパレードのシーンで撒かれたカラフルな紙吹雪は、その後片付けられることなくずっと舞台に残ったまま。ライティングの色が変わると、これが場面によって落ち葉のようになったり、お花畑になったり、セットの一部になっていました。この紙吹雪は毎回新しいものに変えてるんだそうです。
シンプルな舞台の上に終始立っていた大きな1本の樹のシルエットも印象的でした。(ラストで重要な役割をする大樹でしたが)