「フランケンシュタイン」
2017年1月16日13:00開演 @日生劇場

スタッフ・キャスト
【脚本・歌詞】ワン・ヨンボム
【音楽】イ・ソンジュン
【潤色・演出】板垣恭一
【訳詞】森雪之丞
【出演者】ビクター/ジャックとアンリ/怪物はWキャスト
ビクター・フランケンシュタイン/ジャック:柿澤勇人
アンリ・デュプレ/怪物:小西遼生
ジュリア/カトリーヌ:音月桂
ルンゲ/イゴール:鈴木壮麻
ステファン/フェルナンド:相島一之
エレン/エヴァ:濱田めぐみ
リトル・ビクター:難波拓臣
リトル・ジュリア:寺田光
感想 *ネタバレあり
「フランケンシュタイン」は韓国オリジナルミュージカル作品で、今回の公演が日本初上陸です。
キャストに期待していたけれど、ストーリー的にも期待以上のミュージカル!
1幕はスピーディーに進む展開に引き込まれ、大興奮。
2幕では、ほとんどの登場人物が死んでしまうという、まったく希望が見えないストーリーで衝撃を受けました。
別の日に先に観ていた友人が「役者の熱演だけに救われた」と言ってたのが、納得の同感。
この物語が完全なホラーだったり、ディズニー映画のように怪物が完全な悪としての存在であれば、殺して「めでたしめでたし」なのですが、元が大親友のアンリだし、怪物に同情する部分が多く感情移入してしまうので、終盤のやるせなさといったら、もう…。
復讐の裏側には、悲しい物語があるのですね。
1人2役も斬新な演出で、同じストーリー中で全く違う性格の役を演じ分ける役者さんたちがお見事でした。しかも短時間での切り替え。
特に濱田さんは、聖母のように優しく愛に満ちたエレンと、悪魔のように冷酷非道なエヴァという対照的で極端すぎる2つの役柄を演じ切っていて流石です。
柿澤さんのジャック役は大真面目な顔してボケるキャラが可笑しくて仕方がなかった。
と思えば、ビクターとして、大切な人が次々と殺されて孤独になっていったとき、柿澤さんは涙を流してました。
(今回の席は、センターブロックの前から3列目だったので、肉眼でで役者さんの汗や涙がよく見えました。)
あと残酷なシーンが多くて、痛々しかった。
アンリのギロチンは舞台が暗くなり音だけの演出でしたが、エレンの絞首刑シーンは体(実物大の人形)が落ちてきて思わず体を反らしてしまうほど。
エレンの死の後、エレンがビクターの留学を見送る思い出の回想シーンでは泣かされました。
つらすぎて途中観てるのが嫌になるくらいでした。
カテコになっても、ストーリーからなかなか抜け出せなくて、柿澤さんと小西さんのハグに「あぁ、仲直り。あぁ、良かった!」なんて思ってしまった。
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おまけ
日比谷シャンテに寄ったら、柱が「ビッグ・フィッシュ」になっていました。


